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肌の基礎知識

保湿力アップの秘訣は?化粧水の正しい使い方

2023.04.05

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毎日のスキンケアに欠かせない化粧水は、「保湿のために使うもの」という認識はあるものの、正しい使い方までは理解していない方も多いのではないでしょうか。

実は、塗り方1つで効果的に保湿ができることをご存知ですか?日々の保湿は綺麗な肌を保つための基礎の「キ」です。今日から始められる、より効果的な化粧水の塗り方をご紹介いたします。

肌全体に水分を行き渡らせる

化粧水は、肌の潤いを保つためのスキンケアアイテムです。
使用方法は簡単で、化粧水を手にとって肌に塗るだけですが、量と塗り方にポイントがあります。使用量は500円玉くらいの量を目安に2~3回重ねづけが一般的です。

はじめに両頬、その後額とあご、そして鼻の順に塗っていきます。顔の内側から外側に向かい優しく広げていくイメージで塗ると良いでしょう。均等に伸ばしていくことを意識して顔全体へ広げていきます。目元や口元、鼻まわりはデリケートなラインになるので、指で優しく、押し込みながら馴染ませてください。この時、間違っても強く肌を擦るのはNGです。擦らずに、肌に水分を浸透させるイメージで、肌をつつみこむようにハンドプレスします。強く擦ってしまうとシワの原因となることもあるので、注意しましょう。

化粧水を使用したコットンでパックを

化粧水は手のひらやコットンで塗りひろげます。コットンを使用する場合は、化粧水をコットンによく染み込ませて使用します。塗布量が少なすぎると、顔に塗る際に摩擦が起こり、ケアが逆効果になってしまうので注意が必要です。
コットンでケアした後は、すぐにコットンを捨てずにパックとして使用するのがオススメです。1枚ずつ剥がして、乾燥が気になる頬や額などに貼って5分間置けば、十分な保湿が可能となります。

首やデコルテのケアまで

忘れがちなのは、首やデコルテへのケアです。化粧水を顔に塗った後に首やデコルテにも化粧水をなじませてあげましょう。忙しいと手が回らない部位ではありますが、首やデコルテは年齢が出やすい部分でもあるので、ケアを継続することが年齢の変化を感じさせない若々しい肌を保つコツです。

化粧水後の保湿も重要

化粧水でしっかりとお肌に水分を届けた後は、しっかりフタもしてあげましょう。化粧水は水分を主に与えるもので、そのままにしておくと、せっかく与えた水分が蒸発してしまいインナードライになってしまうことも。水分を与えた後は、油分が含まれる乳液やクリーム、オイルなどで肌にフタをしてあげましょう。油分でフタをしてあげることで、肌内部に水分がとどまりやすくなるだけではなく、油分を与えることで内側からふっくらしたハリのある肌に導いてくれます。

時間に余裕があるときはフェイスマッサージを

化粧水後、クリームやオイルを塗る際に、マッサージを加えると血行もアップし、肌ツヤが良く見えます。この時も強く擦るのはもってのほか。指や手のひらでやさしく、軽く圧がかかっているかな?くらいの力で行いましょう。マッサージ方法は顔の内側から外側を意識しながら行います。

①額のマッサージ
クルクルと細かく円を描きながら顔の中心から外側に向かってマッサージします。

②目周りのマッサージ
目周りは、目頭から眉下を通りながら眉尻に向かい伸ばし、カーブしながらクマ部分を通り、目頭に向かって戻ります。目頭と眉の間をスタート地点にして、内から外に円を描くように目の下のクマ部分を通過しながらマッサージします。

③小鼻から鼻筋へのマッサージ
両側の小鼻から鼻筋に下から上へ向かいます。

④頬からこめかみへのマッサージ
両頬は小さな円を描きながら動かし、こめかみに向かってマッサージします。

⑤口周りのマッサージ
最後が口周りです。顎先から口の口角に向かい下から上へ伸ばします。

正しい化粧水の使い方で、フェイスケアを

スキンケアは化粧水での保湿が大事です。正しい化粧水の塗り方を実践することで、より効果的な保湿が可能になります。時間があるときは化粧水でしっかり保湿をした後に、オイルやクリームを乗ったあとにフェイスマッサージを取り入れてみると、顔全体がスッキリするのでオススメです。是非、正しい使い方とテクニックで美肌ケアを行ってみてください。